テイクアウトによる食中毒の予防3原則 [薬学博士からのアドバイス] | 薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

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薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

2020.05.28

テイクアウトによる食中毒の予防3原則 [薬学博士からのアドバイス]



科学的栄養学 No.107

◇テイクアウトによる食中毒の予防3原則

 

新型コロナ感染対策として飲食店のテイクアウト(持ち帰り)や宅配サービスを利用する機会が増えています。

 

これから梅雨や夏場にかけては湿度も気温も高く、食中毒のリスクも高まるので注意が必要です。

 

食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」ことだと、農林水産省のホームページで呼びかけています。

 

今回はこの農林水産省のホームページを参照しながら、テイクアウトを利用する際の注意点をまとめてみました。

 

 

【早めに食べる】

・食品を持ち歩く時間を少しでも短くし、早めに食べましょう。

・持ち歩くときは保冷バックや保冷剤、氷を利用して冷やすようにしましょう。

・車で持ち帰るときは、温度が上がりやすいトランクには食品を入れないようにしましょう(車のトランクに発砲スチロール箱を積んでおくとこれからは便利です)

 

【室温で放置しない】

・食中毒菌が増殖しやすい温度は20度から50度です。

 ですから食品を多く時間はできるだけ短くしましょう。

・すぐに食べないときは小分けにして、冷蔵庫に保存しましょう。

・小分けする際には清潔な箸やトングを使いましょう。

 

【必ず手を洗う】

・食べる前に必ずきれいに手を洗う

 とくに妊婦や乳幼児、高齢者の方は注意が必要です。

 

食中毒予防のポイントの詳細はこちらの農林水産省ホームページからご覧いただけます。

https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/index.html
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