次男の滑舌とアデノイド

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ぐるっとママ神戸アンバサダー｜しょうこ

2024.02.25

次男の滑舌とアデノイド

ぐるっとママ神戸アンバサダーのしょうこです。

我が家にはただいま小1の次男がいます。

次男は小学校入学前に、
「アデノイド切除手術」を受けました。

「アデノイド」とは、喉の奥に位置するリンパ組織のことです。細菌の侵入を防ぐ役割を果たしていると言われています。

元からアレルギー性鼻炎もあり、小さな頃からよく
滲出性中耳炎になったり、いびきも酷かったのですが、アデノイド切除をしたら、それが落ち着くのではないか…
というのが医学的な見解でした。

でも実は、受診した理由はそれではなかったんです。

理由は滑舌。

次男は言葉を話し始めてしばらくした頃から、聞き取りにくい発語があったりで。

家族でも、
「ん？なんて言った？」
みたいな事が多々ありました。

もう少し大きくなったら、はっきり話すようになるかな？
と思いながら、３歳児クラスになっても、やはりなんだか不明瞭。

担任の先生に尋ねると、
「クラスではそんなに気にならないし、生活で困っている感じもないので、もう少し様子を見てみましょう」と。

本人が気にしたり、お友達と意思疎通が出来ない…
なんてことがないなら、まだいいか。
と、様子を見たまま４歳児クラスへ。

４歳児クラスになっても、やはり不明瞭😂

これまた担任の先生に尋ねると、やはりクラスで不便はしていないし、発音でからかわれたりもないとの事。

うーん、もうしばらく様子を見てみるか…

そして気付けば５歳児。保育所最終学年。

毎年、担任の先生が新しい担任の先生にその状況を引き継いでくれていたので、その部分の心配はなかったのですが、ある時ふと気付きました。

「みんながこの子の発音が気にならないのは、赤ちゃんの時からずっと一緒にいるから、家族になってしまっている！
ニュアンスで何を言っているかを理解してしまっている！(笑)」

周りの人には分からなくても、家族なら聞き取れるのと同じように、赤ちゃんの時から長い時間を一緒に過ごしている保育所のお友達は、
次男の分かりにくい発音も、勝手に分かってくれていたのかも！

ある意味、幸せな事ですが(笑)

でも、次男が行く小学校へ同じ保育所から行くお友達はほんの数人。

これはヤバイ‼️
と、いつも通っている耳鼻科の先生に相談しました。

すると先生が次男に、
「さかなって言ってみて？」

次男
「さかな」

これは言えるんか…
と呟く先生。

いくつか質問された言葉はきちんと発音しており、首をかしげる先生。

「何が言いづらそう？」

私「そうですね…。うおもとさんが、うわもとさんになります。

あとは、ほいくしょがほいくそになります。」

先生はうーん。
としばらく考えたあと、
「あっ！」と言い、レントゲンを撮ることに。

ここで、アデノイド肥大が原因で、鼻が詰まって、音が抜けてないんじゃないのかという結論に。

私が気になるなら、切除を考えて、大きな病院へ行ってみるのはどうかと、紹介状を書いてくれました。

紹介状を書いてもらった病院は、まだコロナ禍ということもあり、付き添い入院の私も、１度病院に入ったら、退院まで病院を出ては行けない
という決まりだったので、まだ授乳中の末っ子を置いては難しく、完全看護のこども病院に紹介状を書き直してもらいました。

こども病院では、先生がアデノイドを切除に関してのメリット、デメリットを話してくれました。

そして、私の主訴が「発音」
だったため、言語聴覚士さんにも繋いでくれました。

そこで発音検査などを受け、次男の発音じたいには何ら問題がないという事が分かりました。

「きこえとことばの教室」に通っても変わらないと。

やはり考えられるとすれば、アデノイドなのかな？
と。

ただ、アデノイドを切除したからと言って必ずしも発音が変わるとは限らないし、アデノイド切除はいびきや鼻水、無呼吸症状の改善のために行うということ。

しばらくは薬で様子を見て、定期的に受診しながら、言語聴覚士さんに検査してもらっていました。

先生には、
アデノイドは4～5歳頃にもっとも大きくなって、10歳を過ぎると次第に小さくなっていきます。

とは説明を受けていたけれど、
小学校に入って入院で休んだり、発音の事でからかわれたり、本人が嫌な思いをするなら、小学校入学前に
切除手術をした方が良いかも…
と決断し、手術をお願いしました。

手術後に検体を見せてもらったら、なかなか大きなアデノイドでした🤣

先生も
「結構キレイに取れました(笑)
まぁまぁの大きさでしたねー」
と(笑)

あれからもうすぐ１年。