2023.10.24
保育園の調整結果が「保留」だったらやること!
一次選考が「保留」だったら…
保育園に入れなかった場合にはどうしたらいいのでしょうか。
ここでは保育園に入れなかった場合の対処法についてまとめています。
認可保育園の二次募集へ申し込む
保育園の調整結果が「保留」だった場合、
最初に行うのは二次募集があるかの確認です。
4月入園の場合、定員に空きがある施設は二次募集があります。
二次募集がある場合は、書類の提出期限や申し込み方法などを確認し準備を進めます。
一次募集の際に提出していれば再提出不要の書類も多いので、
最初の申込時よりもスムーズに行えると思います。
ただし、再度準備しなくてはならない書類があったり、
一次選考の結果発表から二次募集締切までのスケジュールがややタイトなのでご注意ください。
二次選考結果は2月末あるいは3月初旬頃に通知が送られてきます。
認可外保育園へ視野を広げる
認可外保育園の検討もしてみましょう。
認可保育園の定員がいっぱいになると、必然的に認可外保育園へ応募をする人が増えてきます。
認可外保育園にも定員があるため、できるだけ早くから申し込みなどの問い合わせを行うことが必要です。
認可外保育園に預けることで次の認可の募集の際に加点対象となるため、
認可保育園が決まるまでは認可外保育園に預けるという方法も有効です。
参照:神戸市「認可外保育施設の概要」
ベビーシッターの利用を検討する
認可保育園、認可外保育園などいずれの保育園も預けられない場合は、
保育園が決まるまで一時的な保育サービスの利用も検討してみてください。
保育園等と比較すると割高になる場合もありますが、
ベビーシッターをはじめとする民間のサービスを活用すれば育児にかかる負担も軽減されます。
家庭の状況に合わせて、利用が可能なサービスについて調べておきましょう。
KOBEはじめルームを活用する
育児休業が終わり復職予定なのに保育園や認定こども園に入所できない場合があります。
そのような場合には「KOBEはじめルーム」の利用も検討してみてください。
KOBEはじめルームでは、月~金曜日に満1歳からの子どもの預かりをおこなっています。
保育場所は、神戸市内の保育園や認定こども園などが対象です。
利用料金は1日2,400円です。
※別途、給食費が必要。
利用した施設に将来的に入所できるものではありませんが、
入所申込み時の利用調整基準の調整点数の加点対象になるケースもあります。
(詳しくは申込みをしている区役所・支所までお問い合わせください)
幼児教育・保育の無償化、一時保育事業利用料多子軽減補助金の対象にもなっています。
参照:神戸市「KOBEはじめルーム」
職場に育休の延長を申し込む
認可保育園に落ちたことで職場復帰できない場合、育休の延長が可能です。
その際には「育児休業期間変更申請書(任意書式)」を提出します。
職場復帰できないとなると業務や人員の調整が必要になるため、
なるべく早く連絡することが大切です。
育休は1歳6ヶ月までは延長が可能
会社の規程(規則)に関わらず育休は
子どもが1歳になるまで取得することが可能ですが、
認可保育園に入園できない場合、1歳6ヶ月まで延長ができます。
さらに、1歳6か月に達する前日までに認可保育園に入園できない場合は2歳まで再延長ができます。
これは、育児・介護休業法に定められているため
労働者の申し出を企業側が拒むことはできません。
そのため、企業の就業規則にも明記されている場合がほとんどです。
保育園に入園できなかった場合には、他の方法を検討する期間が必要になります。
その期間を確保するためにも、勤務先に相談し申請を行うようにしましょう。
参照:「厚生労働省|育児・介護休業法の概要」
保活の時期は何かとそわそわしがちです。
特に第一子の保活となると、
万が一保育園に入れなかったら⁉と
不安になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、いざ始まると意外とやっていけるものです。
なんとかやっていけるからこそ、ママが無理をしすぎないように
頼れるツールや制度を知っておくと安心かなと思います。